ダイソンの掃除機の優れている点

吸引力が下がる原因

 

 

 

ダイソンの掃除機といえば、その吸引力が変わらないというのが大きな特徴です。そして、その秘密はダイソンの特許技術であるルートサイクロン・テクノロジーにあるわけなのです。

 

 

そもそも、一般的な掃除機の場合は、しばらく使用しているとどうしても吸引力が低下してしまいます。その原因を探ってみましょう。

 

 

紙パック式掃除機の場合は、紙パック内に吸い込んだゴミやホコリを閉じ込め、その紙パックの表面にある隙間から空気を逃しているわけです。したがって、掃除機をかけ始めると、徐々にホコリやゴミは紙パックに溜まっていきますから、それと同時に空気の出入り口をも塞いでいくことになるわけなのです。

 

 

こうして空気の流れが妨げられてしまえば、当然、吸引力というものも低下していくことになります。そのようなわけで、掃除機の集じん性能も低下してしまい、部屋の中にゴミやホコリが吸い込まれずに取り残される場合が出てくることになるのです。

 

 

また、一般的なサイクロン式掃除機の場合も、紙パック式掃除機と根本的な機構は同じです。サイクロン機能がある分、そこで大きなゴミは取り除くことが出来ますが、小さなゴミは結局フィルターでこし取ることになります。

 

 

そうなれば当然、フィルターは目詰まりを起こし始めますし、それによって空気の流れが停滞しだして吸引力が低下し、やはり掃除機の集じん性能を低くしてしまうことになるわけです。